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就職活動ガイド -筆記試験ってあまり重要じゃない!?-

そろそろ適性検査と称した「筆記試験」の対策をはじめているかたも多いと思いますが,

筆記試験はそれほど重要ではない

というのをご存知でしょうか.特にSPIなどの中学・高校レベルの国語や数学で満点を取る必要はありません.

8割程度で十分といわれます

もちろん,専門試験は別ですがそんなものです.あまり筆記試験に時間を割いている場合ではありません.筆記試験が満点でも選考を通過できない場合もままあります.また,筆記試験の成績がその後の配属にも影響を与えますが,実力よりも高い成績をおさめて入社した場合,配属先のレベルについていけずに困ることも考えられます.

最近は自宅で受験するWebテスト(玉手箱など)がありますが,別に参考書を見ながら,他人に助言してもらいながら受験しても全く問題になりません.おそらくそのような受験でも能力測定に問題がないようなシステムになっているはずですし,仮にそうやって潜り抜けたとしても次の段階でそうやって受験をしたものをふるい落とす手段はいくらでもあります.例えば,「君はWebテストの成績がすごくいいけど,参考書を見て受験していなかっただろうね」といった質問を面接で投げかけて反応を見るなどです.

採点方法は企業によってぜんぜん違います.特に必要とされる能力が出る問題の配点を大きくしたり,極端な場合は出題はされるが,採点されていない問題もあったりすると考えられます.コンピュータで行うWebテストやテストセンターでは,問題を解くスピードも計測し,「分からなくても考えて正解を導き出そうとするタイプ」や「分からない問題はあきらめてできる問題に取り組むタイプ」かを判定していることも考えられます.一部のWebテストやテストセンターで一度「回答」すると前の問題に戻れないシステムになっていることから,このような仕組みが存在することも推測できるのではないでしょうか.

さらに,筆記試験がさほど重要でないということを裏付ける事実をお教えしましょう.ペーパーテストでは問題のパターンが少なく,何社か受けていると全く同じ問題に出会う(※1)ことがざらにありますが,

IDで人物が特定されているテストセンターですら,同じ問題が出た(※2)

ことがあります.テストセンターのシステムが過去に出題した問題をもう一度出して反応を見たのか,システムが過去に出した問題を記録していないために偶然同じ問題が出たのかは不明です.しかし,本当に筆記試験が重要ならテストセンターのシステムが同じ人物に対して同じ問題を出すようなことはしないはずです.

※1:私の場合,ジェイアール東海情報システムと静岡鉄道(総合職)の筆記試験で「計数」のセクションの問題が全て同じ問題だった.また,学部卒での就職活動で回った大阪などにある「システムズ」の入社試験と院卒での就職活動で回った和歌山にある「サイバーリンクス」の入社試験もあるセクションが全く同じ問題だったのではないかと思っている.

※2:ジェイアール西日本テクノスとJR東日本(事務系総合職)を受ける際にテストセンターを受験,JR東日本のときにジェイアール西日本テクノスの時と同じ問題が1問(図表読み取りの問題,複数の工業都市の統計資料を読んで答えるもの)出た.